油断してたな・・・
気付いたら12時過ぎてましたね・・・。
それにしても昨日の村上騒動は最悪。何で延長とかしてんだよっ！
それのせいでハルヒとうたわれるものが・・・。本当に何でニュース延長してんだよ・・・。つか新聞に予告もなかったよな、確か・・・。ムカツクーっ！
- 題名未定(第14回)
義和が再度読み終わったのを確認した花蓮は言葉を続ける。
「まぁそこに書いてある通り。一応ただの事故扱いだけど、それらは学域設立以前の現象にも関わりがあると見ていいと思うの」
「――それで、このクラブがする事というのは、それらの現象の繋がりの証明、そしてそこから発展して、それらの現象の解明ですか？」
本を置き、義和は腕組みをしながら話した。義和の答えに、花蓮は驚きの表情となった。
「うわっ、凄い！ そこまで推理しちゃうなんて！ 鐘平君って名探偵!?」
「俺が名探偵なら、世界に名探偵はごまんといますよ」
「ん〜、でも言い当てたのは凄いと思うな〜。――それが本当の活動内容なのはあってるの。でも、私達が今最大の目標としている事は、実は違うの――」
「違う？」
義和は訝しげに花蓮の顔を見る。そこには今まで通りの笑顔の花蓮の顔があった――。
