眠いです・・・。でも明日テストです・・・

とりあえずお詫びから。
昨日の「題名未定」ですが、短い割に最悪の出来です。えぇもう最悪。
今すぐ直せばいいんですが、今の所は先に進めるのを最優先にしたいので、お目汚しにはなりますが、このまま放置させてもらいます。
HP転載時には修正しますんで、ご勘弁を・・・。


  • 題名未定(第15回)

「そう、今私達が追っている物事は違うの。……とは言っても、それは恐らく学域設立以前に起こった事象にも関連しているはずだって、部長は言ってたけどね」
「――で、その追ってる物事って何なんですか?」
義和は語尾の疑問を強くして問う。が、花蓮は目を弓にしてにこっと笑うと、
「そ・れ・は、入部届を書いてくれた人にだけの秘密です〜」
と、楽しげに言った。義和はまた止まるしか無かった。
散々引っ張られたかと思うと、最後の最後でこれである。
「……入部したら教えてくれるんですよね――絶対に!」
「当然! お姉さんに二言は無いよーっ!」
腰に手を当て、胸を張って花蓮はそう宣言した。
もう選択肢は無かった。ここまでの謎を散りばめられながら、一番重要な謎を隠され、しかもそれらの答えを知らずに放置する事も。
義和は胸ポケットの中から、几帳面に小さく折りたたんだ紙を取り出し開く。
紙の上には入部届と書かれており、その下の空白に文字をすらすらと書き込んでいく。
そして一通り書き終わった後、胸ポケットからケースを出すと、中から判子を取り出し、叩きつけるように押し付けた。
この瞬間、義和はもう戻れなくなったのである。この謎に満ちる学域と、不思議なクラブ学域研究会から。
「再度ようこそ、学域研究会へ――!」
2人しかいない寂しい部室には、花蓮の大声が響くのだった――。