ロジャー、ロジャー、日本という国は蒸し風呂のようだな!

帰ってからは爆睡してました。時塔です。
夏はまだ本番じゃないのに、既に体力の半分近くが削られてるっぽいです・・・。
暑いの苦手なんでマジ勘弁して欲しい・・・。
つか、宿題が終わりません・・・。
♪物理って何だよ〜、物理ってなぁに〜・・・(泣)


  • 題名未定(第22回)

ふかふかのソファーに座りながら、4人は茶会もどきを楽しんでいた。いや、義和ははそうでは無さそうだ。
正直早く帰りたいというオーラがひしひしと感じられる。が、それに気付いているのは、同じ気持ちの副会長、春日かすがだけであった。
「――やはり誰かと一緒に紅茶を楽しむのはいいですわね。1人だと寂しくて」
逢坂会長はその外見通り、優雅に紅茶を飲みながらそう語る。
「それはそうですよね〜。何かするにしてもやっぱり誰かと一緒の方が楽しいですよね〜」
それに同意しつつ花蓮も紅茶を飲む。会長ほどの優雅さは無いが、彼女もまた絵になる姿だ。
「それにしても本当に良く頑張ったわね、花蓮さん。正直な所、私も部員が5人ちゃんと集まるとは思ってなかったの。ごめんなさいね」
「いえいえ。私自身も集まるとは思ってなかったんですから」
すまなさそうに言う会長に、花蓮は笑いと共に答えた。それを見た会長は少し気が楽になったようで、穏やかな笑みを浮かべた。
「――それで、5人の部員は、あなたと、時平君と、四谷さんと、そこの鐘平君と、あら?」
部員表を眺めていた会長は、欄の最後に書かれた名前を見て、その動きを止めた。
「どうかしましたか、お姉様?」
その様子を見た春日は不思議そうな顔で会長に尋ねる。だが、会長もまた不思議に思うのと、驚きが入り混じった顔で春日の方を向き、
「え、いや、ここにね、あなたの名前があるのよ――」
「――はい!?」