あっついな、こりゃ・・・

昨日の豪雨一転、カンカン照り。暑くて死にそうです・・・。
でも頼まれたのが大半の漫画を大量に買いに行きましたよ・・・。梅田を縦横無尽に走り回ってた気がする・・・。
あー、そういやハヤテを久々に読んだらとっても面白かったです。こういう時買ってて良かった気がする。
それにしても「デトロイト・メタル・シティ」買うか悩んでる私はダメですか・・・?


  • 題名未定(第24回)

「これはどういう事なんですのっ! カレンさんっ!!」
「いや〜、あのね〜、これはちょっとね〜……」
鬼の形相で春日は吼える。対する花蓮は苦笑でさらっと流すという水と油具合である。
戦いは長期戦になるかと思われたが、さすがの会長が口を挟む。
「まぁまぁ落ち着いて春日さん。――それで花蓮さん? これはどういう事ですか?」
超が付くほどの美人ながら、真面目な表情の会長には下手な怒りより凄みがあった。柳のような態度の花蓮もさすがに観念して事情を話す。
「えーと、それはですね〜……。実は放課後前にひょっこり部長が来たんですよ〜。そしたらこの紙を渡されて、『事情は今は話さん。いつも通りでやっといてくれ』って言ったらすぐ帰っちゃったんですよ」
「時平君が? 春日さん。あなた、これを書いた覚えは無いの?」
「一切ありませんっ!」
「でも、これあなたの字よねぇ?」
会長は再度不思議そうな顔で書類と睨めっこ。しかし解き放たれた獅子は止まらない。
「会長、これは偽造書類です! 断固受け取りを拒否すべきですっ!」
「えぇっ! そんなぁ〜……」
吼える獅子と涙目の花蓮。まるで命乞いの構図のようだ。ちなみに現在死亡率は80%ぐらいか。
だが、やはり会長は冷静だった。少し考えていたかと思うと口を開く。
「……それじゃあこうしましょう。とりあえずこれは受け取っておきます。が、明日部長は私の所に事情説明に来るように伝えておいてください。もしそこで納得できる説明が無ければ受諾はしません。それでいいですね、2人共?」
「……まぁお姉さまがそういうのでしたら……」
「本当ですか!? ありがとうございます〜。絶対来させますから!」
会長の言葉は絶対。それはまさに鉄の掟。春日は渋々引き下がり、花蓮は泣いて喜んでいる。
そして会長は花蓮に向き直り、笑顔で告げる。
「――それじゃ、お茶会は一応お開きにしましょう。花蓮さん、この書類がちゃんと認可されたら、またお茶会をしましょうね――?」