良い物は良い!! それに対価を払うのは当然だろ!?

豪雨でハルヒのDVDを買いに行けません・・・。下手に日本橋で予約するんじゃなかった・・・orz
その代わりと言っちゃなんですが、漫画ひぐらし鬼隠し編綿流し編祟殺し編2巻を買いましたよ。・・・分厚過ぎね?↓

エマ7巻(最終巻)の分厚さも凄かったけど、これまた負けず劣らず・・・。しかも3冊同時発売だしね〜・・・重い・・・。
ちなみに内容ですが、原作ともアニメとも違う魅力っつう事で1つ読んでみるのをオススメ。まぁ読み終わった後味は良くないですけどね(ニヤリ)。



実はここ数日、「うたわれるもの」(CD版)をのめり込んでやってました。で、昨日終わったんですよね。
・・・何だこの充実感は! これほどの充実感は「終わりのクロニクル」以来だぞこの野郎! ラストの方はあまりにも物悲しくて泣けるし・・・。こんなシナリオを書けるようになりたいよ・・・。
はぁ〜・・・、もう余韻に浸りまくりですよ〜・・・。何かPS2版を買いたくなるな〜。アニメのDVDも買いたくなるな〜・・・って! 本当にどこまで散財する気だ、俺!!

  • 題名未定(第29回)

部長の言葉に、義和と春日の動きが止まった。
それも当然だろう。物理法則と常識が全てを支配しているこの現実世界で、いきなりファンタジーな“異世界の扉”などと言われては。そんな事を恥ずかしげも無く言う人間がいれば、そいつはただの夢見がちの馬鹿か、ただの異常者である。
「……思った通り信じてないね、2人共」
花蓮がジト目で2人を見やる。義和はひきつった笑みを浮かべ、
「いや、信じるも何も、そんな物存在する訳無いでしょう。まず異世界って時点で怪しい」
「同意ですわ。我らが学域が創設されるまでに紆余曲折あったのは聞きましたわ。でもそれは不思議な事が起こった。その程度の事。それが何故“異世界の扉”など突飛なご発言に?」
新入部員2人からのもっともな返答に部長は眉1つ動かさない。まるでその返答を待っていたかのように。
「――なら、創設までの事象はどう説明する?」
「いや、どうって……。確かにその事象が何だったのかを調べるというのは少し疑問がありますけど、まだ調べる気にはなる。まぁどう考えても、良くある見間違いとか思い込み、迷信の類だと思いますけど」
「それが妥当ですわね。それだと説明はつきますわ。けど何度も言いますが、やはりその飛躍は突飛過ぎます。その根拠を示してくださいな」
春日は眼鏡をかけ直しながら、部長を見る。そのレンズが蛍光灯の光を反射して光っている。
部長は一息入れて、四谷を見る。
「四谷くん、あれを――」
「はいなーっ! ひっさしぶりだな〜、あれを出すの。私もこれを見たら納得しちゃったからね〜!」
四谷はステップを踏みつつ、棚の下にある扉を開く。そして中から布に包まれた細長い物を取り出し、部長に渡した。部長は布留めを外し中の物を曝し出す。
「これが、その証拠だ――」
するすると解けて行く布の中から現れたのは、不思議な形をした剣だった――。